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ぼくんち@〜B巻(西原理恵子)★★★★| .
ぼくんち@〜B巻-スピリッツとりあたまコミックス- ★★★★
(西原理恵子/1996〜1998年/カラー各79ページ/小学館)→2003年白黒普及版化
 1巻第1話
〜ぼくのすんでいるところは――
山と海しかないしずかな町で――
はしに行くとどんどん貧乏になる。
そのいちばん はしっこが ぼくの家だ―― 〜
から始まる、『ぼくんち』。
幼い一太と二太の兄弟を中心として、家族やその町に住む人々の逃れられない日常(現実)を明るい笑顔で綴っています。
東京の一等地で家族、友達、電化商品等に囲まれているサザエサンとは真逆の世界ですわ。
1話見開き2ページの中、苦悩の凝った表情(絵)や、細かい心の描写(文字)などはほとんど無いのに、ラスト涙が出てくるダークな世界(ホント『サザエサン』とは真逆だわ)。
Uを逆にした笑顔のお目目と、Oを塗りつぶした真っ黒なお目目だけなのに、喜怒哀楽をごっちゃに見せられた感じで、胸の奥がとっても痛くなっちゃいました。
みんな今よりちょっとだけ幸せになりたいだけなのにね…。
寂しさを埋める良い方法って、なかなか見つけられないよね…。
人間って、どんなにいきがって強くなろうとしても、所詮一人じゃ生きていけないもの。
寂しさをたくさん経験してる人ほど、いっぱい涙が溢れてくるかもしれません。
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