ハルの映画と本とシーズー達と

作品別INDEX

トロイ★★★☆|砂の器★★★|シー・ビスケット★★★|
たそがれ清兵衛★★★☆|壬生義士伝★★★☆|ミスティック・リバー★★★|
ラストサムライ★★★|ラスト・キャッスル★★|恋する40days★|
運命の女★★★★☆
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トロイ ★★★☆
(Troy/2004年アメリカ/163分)

古代ギリシャの有名な戦争ートロイ戦争。 トロイの木馬で有名ですね。
ハルもトロイ戦争の内容は良くわかりません。 ただめっちゃ長い戦争で、戦略の一つとしてトロイの木馬を使ったことだけは知ってます。 (大きな木馬を作ってその中に戦士達を忍ばせ、相手の陣地にまんまと入り込み大勝利したのよね。)
でも歴史知らなくても全然OK♪ かえって歴史を知ってるほうが突っ込みどころ満載で、 ブラピの体を堪能する余裕が出ないんじゃないかしら(笑)

とりあえず大まかなストーリーをいいますと・・・
トロイっていう国とスパルタっていう国がギリシャで戦争していました。 で、和解の話が出てトロイの王子『ヘクトル』(エリック・バナ)と『パリス』(オーランド・ブルーム) がスパルタに行きました。 そこで『パリス』はスパルタ王の奥様『ヘレン』(ディアーヌ・クルージェ)に一目ぼれをし、 自分の国にこそっと彼女を連れてきてしまいました。 怒ったスパルタ王、というよりスパルタ王の兄『アガメムノン』(ブライアン・コックス) がそれを口実に、 めっちゃ強い『アキレス』(ブラッド・ピット)を引きつれ、 トロイに向かうのでした。はい、戦争の始まり始まり〜〜。

要するにトロイでめっちゃ強い『ヘクトル』と、スパルタでめっちゃ強い『アキレス』が戦うのよ。 これが一番の見せ場じゃないかしら。
ブラピのきめポーズもさまになって(ちょっと笑ってしまったけど)、 二人ともかっこよかったですわよ。

トロイ戦争で有名な 『パリス』と『ヘレン』の禁断の愛は横に置いといて、 全てがブラピモード。 『アキレス』と『ブレセウス』(ローズ・バーン)の禁断の愛にストーリーが走っていってるとこも まぁブラピの映画だからいいんじゃないかしら。 (そのわりに絡みのシーンが少ないんだけど・・・)

★ちょっとネタバレ★
トロイの木馬に乗ってトロイに忍び込んだブラピは、 戦争そっちのけで『ブレセウス』を探しまくり、その結果アキレス腱を『パリス』に矢で打たれてしまいます。 名前の由縁もあるので、押さえるところは押さえとかなきゃいけませんわね。 (オーランド・ブルームは昔取った杵柄っていうか、このシーンだけかっこよかったですわ。)
★ネタバレ終わり★

まぁとにかくブラピは、強くって、優しくって、部下達にも信頼される、 すばらしい男だったのですよ!(笑)。 アキレスって男が本当にそうだったかどうかは知らないけど、 ブラピの映画なのでハルにとっては全然問題ございませんわ。
文句を付けるとすれば、 もっとブラピの絡みのシーンを出せ!ってことぐらい。 腕はいいからあの筋肉いっぱいの胸見せろ!って感じでございましたわ。 本当、絡みのセクシーシーンが少なすぎだったんですもの(悲)。

監督:ウォルフガング・ペーターゼン 脚本:デビッド・ベニオフ
出演:ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、
    ディアーヌ・クルージェ、ショーン・ビーン、ブライアン・コックス、
    ピーター・オトゥール、ブレンダン・グリーソン、ジュリー・クリスティ、
    ローズ・バーン

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砂の器 ★★★
(1974年日本/143分)

社会派推理サスペンス、松本清張の『砂の器』の映画化です。
小説は昭和35年の設定ですが、この映画は昭和46年の設定。
この小説の映画化としては、この10年にかなりの無理があるとは思うのですが
脚本は橋本忍と山田洋次ですので、山田洋次っぽい作品― 推理サスペンスというより、ハンセン病を通しての人間ドラマ に仕上がってると思います。

昭和46年6月東京蒲田、電車の操車場に顔のつぶされた男の死体が上がり
今西刑事(丹波哲郎)と若い吉村刑事(森田健作)は
『東北弁のカメダ』を手がかりにして 犯人を追っていきます。
誰が犯人だろう?では無く犯人はこの人しかいないよね。皆知ってるからいいやん。
って感じのオープニング。あとは無理やり辻褄を合わせてます。

小説では(ネタバレ→和賀の恋人が紙ふぶきの女で自殺し、 ヌーボーグループの評論家、関川の彼女が妊娠して出血多量で死んでしまう。 紙ふぶきの女が好きな劇団俳優は東北に行き、足跡を残しその後殺されてしまう。
この辺を全部すっ飛ばしてるから推理サスペンスにはならないでしょう。
(ネタバレ→ 一人を殺し一人を自殺させ一人を流産させようとした男。)
小説の中の彼は、自分の過去をめっちゃ隠したいが為に殺人でも何でもやる、 ずるがしこくって冷たい男のはず。 ハンセン病のお父さん−本浦千代吉(加藤嘉)と旅をして辛い日々を味わったからそういう人間になったと思うんだけど、 映画ではただただ可哀相で仕方が無く殺人を犯してしまったって男に仕上げている。
それはハル的には駄目駄目です。

この映画が評価されるところは、
後半の和賀のピアノとオーケストラの演奏 (ピアノ弾きながら指揮をするのは無理だと思うけど・・・)、 警視庁会議室での今西刑事が語る和賀の半生、そしてそれを再現した映像。 この3つを重ねながら、クライマックスに持っていくところじゃないかしら。
(ネタバレ→本浦千代吉の証言と、 最後の今西刑事の涙)は
本当に感動しますもの。
でもだから余計違和感が残ってしまう。
和賀がいい人であればあるほど、動機が薄くなっちゃうんですよね。
なかなか描きにくいハンセン病をテーマにしたのだったら、推理小説を横に置いとくんだったら、 昔の日本の暗くて嫌なところを通して 小説では書かれていない和賀の心を主に描いても良かったんじゃないかしらね。

あっ、緒方拳若くってかなり良いです。(どうして息子はお父さんに似なかったんでしょうね。) その他のキャスティングもイメージ通り。 森田健作はやっぱり海が似合ってたし、島田陽子はめっちゃ肌が綺麗でかわいかった。
皆がいいという加藤剛は、・・・濃かったよ(笑)。

監督:野村芳太郎  脚本:橋本忍、山田洋次
原作:松本清張 音楽:芥川也寸志 撮影:川又昂
出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子、山口果林、加藤嘉、緒形拳、
    佐分利信、渥美清

ついでに・・・佐藤浩市様と田中邦衛の『砂の器』
テレビ朝日製作だったんだけど、思わずこれもレンタルしてしまいました・・・。

ここからは小説を読んで、このドラマを見る気がない人のみお読みください。 (ネタバレだし意味不明のことばっかり書いちゃってるのよ・・・)

こちらは小説と同じ時代設定でした。
登場人物もほとんど小説と同じで、ちゃんと推理サスペンスに仕上がってましたよ。
でもテレビなので、ハンセン病は描いていません。村の人を殺し逃げていた設定になっています。 あと違う点は、関川が事情聴取を取られた事を知って、島根か鳥取の廃校予定の小学校に行き ピアノを弾くシーン(オープニングにちらっと出てきます)。
ここはお父さんとの思い出があるところ(にしてるようです)で、 追ってきた今西刑事が和賀に自供しろ!と訴えるんですよ。 あの田中邦衛ぶしでソフトにそして力強く説いていくんだけど、この点はかなり無理があります。 小説と同じで本浦千代吉は死んでいます。それなのにお父さんがどうのこうの言われても 普通なら絶対に自供しませんよね。
・・・でも自供してしまうんです。
そして場面は変わって、ここも小説と同じ
『和賀英良さんはこの飛行機にご搭乗されません』とアナウンスが入りおしまい。
やっぱり和賀を主役並の扱いにするためには、見せ場がどこかに必要なのかもしれませんね。 田中邦衛と佐藤浩市様は、あまり噛み合ってなかった様にも見えますが・・・。
そうだ、婚約者役に国生さゆりですよ〜!それだけでちょっとむかついてしまいましたわ。 本当キャスティングがかなりしょぼかったんですよ。 (この時はかなりがんばってたのかもしれませんが・・・。)
まぁ約10年前の作品(だと思う)だから仕方が無いか。 とにかく好きな人が出演していなければ、わざわざレンタルして見るほどでもない作品ですね。

今西栄太郎:田中邦衛/和賀英良:佐藤浩市/関川重雄:船越栄一郎/
田所佐知子:国生さゆり/吉村弘:伊原剛志/成瀬リエ子:岡まゆみ/
黒崎係長:中尾彬/本浦千代吉:高橋長英/三木謙一:下条アトム/
宮田邦郎:北詰友樹/三浦恵美子:矢代朝子/今西芳子:大空真弓/
音楽:小六禮次郎

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シー・ビスケット ★★★
(Seabiscuit/2003年アメリカ/141分)

良かったよ。いい映画だと思う。見てる時だけだけどね♪

1930年代、世界大恐慌時代のアメリカ競馬のお話。
(ほとんど実話。本はベストセラー。)
馬の名前は『シービスケット』。
馬好き、競馬好きの人は必見!

馬が走るのってかっこいいんだね。
競馬場で走ってるのはもちろんだけど、大草原や山で走るのも素敵なの。
ハルも馬と一緒にたわむれたいわ。(怖がりなんだけどね〜)

そう思わせるぐらい映像が素敵だと思ったら
監督は『カラー・オブ・ハート』の『ゲイリー・ロス』だったのね。
納得。あの色彩感覚は感動ものですもの。

実話に弱い(感動しない)ハルですが、馬に感動させていただきました。
ストレス解消には最高の映画でしょう。(アルファー波出まくりよ)
残念なことは、うちのおばあちゃんが昔よく言ってた
『馬の目が見たいから競馬場に行くのよ』(ほんまかいな)
の『馬の目』があまり見れなかったことかしらね。

監督:ゲイリー・ロス 原作:ローラ・ヒレンブランド
撮影監督:ジョン・シュワルツマン
出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、
    エリザベス・バンクス

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たそがれ清兵衛 ★★★☆
(2002年日本/129分)

『宮沢りえ』めっちゃ綺麗。あんなに素敵だったっけ。
着物も綺麗に着こなしてるし、ぎこちなさがまったく無い。
色気もあるし、かわいいし、
最近の若い女優さんにはいないんじゃないかしら。(小雪さん、見習いなさい♪)

ストーリーは幕末の貧乏侍のお話。
時代が変わろうとしている不景気の世の中(現在)で、
比較されがちな幕末がテーマ。
『壬生義士伝』とかぶってる。
でも、壬生義士伝みたいに泣かす映画じゃなくって
演出を抑えた事実をもとにしている映画。
本当のこの時代を出来るだけ忠実に表してる気がします。

サラリーマンは自分と重ねて、何か感じるのかもしれない。
でもハルはやっぱり違うと思うの。
あの時代は『身分の差』があった。それに日本は村社会。
藩命に背いて脱藩したら、家族を支える事は出来ないんじゃないかしら。
今のアメリカかぶれしかかってる日本と一緒には出来ないよね。
だからそれと重ねてみるんじゃなくって、素直にあの時代を感じれればいいと思う。

真田広之の上手さと、素敵な宮沢りえを見て、
日本の美を感じれればいいと思います。

(でも脚色好きのハルには辛かったわー。←じゃあなんで見るのよ。
 だってアカデミー賞にノミネートされたんだもの。←めっちゃミーハーやん。
 そのとうりでございます・・・。)

監督:山田洋次
原作:藤沢周平「たそがれ清兵衛」「竹光始末」「祝い人助八」(新潮文庫)
脚本:山田洋次、朝間義隆
出演:真田広之、宮沢りえ、田中泯、吹越満

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壬生義士伝 ★★★☆
(2003年日本/137分)

佐藤浩一様、大好きでございます。
この斉藤一ではない気もしますが、(原作読んでたの)
佐藤浩一様なので、なんでも有りでございます。

中井貴一は吉村貫一朗にぴったしよ♪
あの日本人らしい『切れ長の目の笑顔』と『厳しい目』が印象的。
でも親友が三宅裕司なのはいかがなものでしょうか。(笑)
泣くシーンに笑いが・・・失礼。
その子供が村田雄浩なのは納得?
だけど、ちょっと子役が可哀相ね。
(イメージ違いすぎなのよ。)

ストーリーは新撰組というよりも・・・
『剣も勉強も出来る貧乏侍が、家族を生き残らせる為に自分を信じ国を捨て
新撰組で金を稼ぎ自分の為には金を使わず、すべて家族に仕送りをし、
時代の波に押し流されながらも自分の中の義を信じ、戦い、死んでいく』ってお話。
涙なくしては語れませぬ。(原作はね)

話が結構長いので、映画にまとめるのは大変だったのでしょう。
でも原作にほとんど忠実で、わかり易かったような気がします。
『勝てば官軍、負ければ賊軍』
これを前提にして見れば、貫一朗が負けるとわかっている戦でなぜ戦ったのか
少しだけ感じられるんじゃないかしら。
『天皇をお守りする』という事だけを信じて戦わなければ
やってられなかったでしょうからね。
彼の生まれ育った環境を考えれば、もっと納得できるんじゃないかな。

映画の感動は、ラストの佐藤浩一様♪
斉藤一が東北弁しゃべれるとは思わないんだけど(笑)
雰囲気は涙を誘いますね〜。
(佐藤浩一様が出てなければハルは見ていませんもの♪)

監督:滝田洋二郎 原作:浅田次郎 脚本:中島丈博 音楽:久石譲
出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、村田雄浩、夏川結衣、中谷美紀

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ミスティック・リバー ★★★
(Mystic River/2003年アメリカ/138分)

俳優の『クリント・イーストウッド』が撮った犯罪サスペンス。
原作は『デニス・ルヘイン』の全米ベストセラー。
出演者は演技派揃い。
感動しないわけはございません。
ただ、何かが消化不良なのです。後に何も残らないんです。

少年3人が遊んでいた時、
そのうちの一人が偽警察にだまされ誘拐、強姦されてしまう。
逃げ出した彼の命は助かったが、3人の心の内にはしこりが残ってしまう。
数十年が経ち3人達にも立派な家族が出来た。
しかしそのうちの娘一人が殺されてしまったのだ。
さて、犯人は誰なのでしょう。

成長した3人が少年時代の誰なのか、最初全然わからなくて
『名前』を必死に追っていたわ。
で、やっとわかってきて性格も納得できてきて、複線が出てきて
頭の中は『犯人は誰だ。誰だ、誰だ、誰だー。(♪ガッチャマン)』と考え中モード。
途中はかなりだらだらしてたけど、
『考え中』だったから気がまぎれたわ。
(玄関先に座るショーンペンと散歩中のティム・ロビンスの会話はいらないよ。)

でもクライマックスに向かうにつれ『やめてー』の連続。
(その辺ではもう犯人は分かっちゃってるからね。)
そしてあのショーン・ペンの顔
ハルはもうひ〜ひ〜泣いちゃったじゃありませんか
駄目ですわ。分かってるはずなのにやられちゃいます。
デ・ニーロに似てきたショーン・ペン様、
くさい筈なのに涙腺のポイントを押さえてらっしゃいます。
(『アイ・アム・サム』ではあまりに名演技すぎて呆然としちゃったけどね。)

そして納得がいかないのがラストシーン。
分かるのよ、分かるんだけど納得いかない。
それぞれの心の進展を一つの絵で描きたいのは分かるんだけど
出演者が名優揃いなのも分かるんだけど(ローレンス・フィッシュバーンは別よ。)
ハルの心がポツンと置いてきぼりにされてしまったではありませんか。
(さっきまで泣いてたはずなのにね〜)
最後、音楽でフォローしてくれてもよかったんだけどなぁ。
(ハルは音楽にかなり弱いのです。)
映画を見終わった後、なぜ目が乾いてるのか少し考えておりましたわ。ハハ・・。

監督:クリント・イーストウッド 原作:デニス・ルヘイン
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、
    ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニー

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ラストサムライ ★★★
(The Last Samurai/2003年アメリカ/154分)

トム君はやっぱりトム君!何があっても死なないよ!(笑)

ハルはこの映画、最後までしっくりこなかった。
アメリカ人の想像する『武士道』ってこんな感じなのかな。
ハルのイメージする日本の『美』は、この映画に無かったよ。
なぜか『キル・ビル』には感じたのにね。(笑)

まず明治維新の時代に、あの格好はないでしょ。
日本の歴史を無視したコスチュームは駄目駄目!
それにいくら『真の武士』を見せたいからって
『武蔵』みたいな村作ってどうするの。
それも『ロード・オブ・ザ・リング』か!ってなほど、オーストラリアじゃない。
すっごい違和感だわ。

あと、小雪が温泉(水浴び?)入ってトム君とアイコンタクト。
あのシーンは日本の女性の美を見せる為に、やっぱり必要だったのかしら。
内に秘めたる愛を語るなら・・・
『五右衛門風呂にトム君が入って、小雪が薪をふ〜ふ〜してる。
雪の中、言葉少ない二人だが相手を思いやる気持ちが伝わりあう。
そして二人のア〜ップ!
(それ『北の国から』やん。)

まぁ見る映像見る映像違和感は一杯だったんだけど、『真田広之』はかっこよかった。
二人のシーンではトム君も負けて無かったわ。(彼のアップのスローは健在!)
あの勝負のシーンが、唯一のお気に入りです。

でもね、でも何故か泣いてしまったのですよ。
戦争シーンっていうのかな、ウォーって向かっていくラスト。
皆が頭を下げるシーンに、自分でも解読不能の涙が頬を伝っていたのでした。
今思い出しても、なぜ泣いたのかわからないんですよ
それがハリウッドの上手さなのでしょうか。

この映画でアメリカ人の多くが、『武士道』をイメージし
『渡辺謙』が賞を取ったりしたら
『これぞ日本の美!武士なのだ』なんて語っちゃったりしてるかもしれませんね。(笑)
ハルのイメージする『武士の美』はやっぱり
あの桜が散って(桃の花に見えたよ)
渡辺謙とトム君が刺し違える。それが『パーフェクト』!
そしてのちに、そこに居た日本人達が、勇敢なアメリカ人『トム君』を語っていく。
最初で最後の眼の色の違う『武士』だと。

トム君生きてちゃ駄目だよ。
最後小雪に会いに行ってどうするの?
それって『武士の恥』じゃない?

監督:エドワード・ズウィック
脚本:ジョン・ローガン、エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコヴィッツ
出演:トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪、福本清三

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ラスト・キャッスル ★★
(The Last Castle/2001年アメリカ/132分)

これって確か9・11のテロ辺りに、アメリカで上映されたんじゃなかったかしら。
テロと直接関係は無いけど、おもいっきり戦争したい!(?)って映画だから上映するかどうか問題になったような、 結局上映されたような・・・。って、今さらどうでもいいか♪

ベトナム戦争や湾岸戦争で指揮官として大活躍し、軍人さんの中では英雄の
ロバート・レッドフォード!
彼が刑務所に入所してくるところから話は始まります。

(一応レッドフォードがここに来たいきさつを説明すると・・・
[ どっかの戦争で命令に背いて部下を引き連れ相手に攻め入ったところ、 みんな捕まって、部下がみんな死んじゃいました。で、なぜかレッドフォードは助かってて軍法会議にかかって、 自ら責任を負うように刑務所に入ったきたのでした。]←ストーリーにほとんど関係ないですが・・・。)

その刑務所の指揮官ジェームズ・ガンドルフィーニ(TV『ザ・ソプラノズ』の人よね。) は
戦争に行ったことは無いくせに、 戦争で使われたグッズをコレクションにしてる、いけ好かない親父なのでありました。 なんやかんやあってその親父は囚人みんなから嫌われてるのです。

で、レッドフォードはみんなの為に、部下(?)の為に立ち上がったのでした!
要するにその親父と英雄ロバート・レッドフォードが、 狭い刑務所のお庭で戦争ごっこを始めるのですよ!ハハハハハハ・・・・・・

なんじゃこりゃぁ〜〜!?!?!?!?

なんでそんな英雄が刑務所にいるのでしょうかー!? 軍人さん達の親子2代に渡る忠誠心も描かれてますが、 どうしてそんなに素晴らしい方々ばっかりなのでしょうかー!!
ここは刑務所なのでございますよー!! 支離滅裂であります。Yes,sir!!


★ここからネタバレ★
ラストの戦争ごっこの最中、刑務所が陥落する連絡を受け将軍役のデルロイ・リンドが助けに向かって来ますが、 あの方はいったいどこに行ったのでございましょうか・・・。
そして戦争ごっこが一段落付き、星条旗を掲げようとした時 (星条旗の重みは感じるものがありましたが)、 なぜ故に、ロバートレッドフォード様、(ネタバレ→死んでしまわれた)のでしょうかー! 感動よりもハルはかなり退いてしまいましたわ。
★ネタバレ終わり★


良いところをあげるとすれば、 お庭で繰り広げられるキャタピラ(?)や火炎瓶(?)やヘリコプターは、 結構迫力あって見ごたえあるかもしれませんわよ。
(このシーンがかなり長いので、132分もの長い映画になったのよねぇ。 っていうか、他のシーンをカットして90分にして欲しいものだわ。)←フォローになってないか(笑)

監督:ロッド・ルーリー 脚本:デヴィッド・スカルパ、グラハム・ヨスト
出演:ロバート・レッドフォード、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マーク・ラファロ、
    デルロイ・リンド、クリフトン・コリンズJr.

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恋する40days 
(40 DAYS AND 40 NIGHTS/2002年アメリカ/93分)

ジョシュ・ハートネットが出てる青春映画。 それだけの謳い文句でチョイスしてしまったの・・・・・。未公開作品なのも納得でございますわ。

青春おバカ映画でございます
ジョシュ・ハートネットが、大好きな彼女に振られ、 何ヶ月か経っても彼女の事が忘れられず、出会う女性片っ端からセックスしまくります。 (ベッドシーンは無いんだけどね。)
彼女を忘れる為にセックス中毒に陥った彼は、ある日教会の懺悔室で40日間の禁欲生活を神に誓います。 しかしコインランドリーに行った時、素敵な女性と出会ってしまうのです。

お互い惹かれあってるのにキスも出来ない生活。 って言えば素敵なロマンスに聞こえるかもしれないけど、 これは究極のおバカ映画。 友達たちが禁欲生活を40日間耐えれるかどうか賭けの対象にし、 会社の同僚達?も大盛り上がりなのです。 (誰が友達で誰が同僚でなんでべーグル男なのか、まったくわからないんだけどね)

彼はそんな事になってるのも知らず、自分の息子が爆発するのを必死に抑えます。 そんなジョシュハートネットが、凄くかわいく見えちゃいましたわ♪

ってなわけないやろ〜!

90分これだけの話だけで、つっぱしてるのですよ! 百合?の花で彼女をいかせるシーンなんて 『もうやめてくれよ。はいはい』って感じ。
だって全然ジョシュ・ハートネットがセクシーに映ってないんですもの!(笑)。
最後の最後まで、若い男がただいくのを我慢してるだけで、めっちゃつまらなかったわ。

唯一良いところをあげるとすれば、ラストで錯乱したジョシュハートネットが 妄想の中で(ネタバレ→オッパイ雲の中を)飛んでるところかしら。
(ネタバレ→お饅頭みたいなピンクの雲の上)の彼はちょっとかわいかったです。

監督: マイケル・レーマン 脚本: ロブ・ペレス
出演: ジョシュ・ハートネット、シャニン・ソサモン

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運命の女 ★★★★☆
(UNFAITHFUL/2002年アメリカ/124分)

ダイアン・レインのあの電車のシーン。
『思い出し笑い』『やってしもた』っていう感情の波が
交互に押し寄せてきているあの表情。上手すぎよね。
本当『う〜、たまらん!』って感じです。
で、次の日になると隣の芝生状態の彼を思い出し
ニヤニヤしながら彼の元に向かっている。
罪悪感を感じながらも、やめられない。
こんな内面の葛藤がすっごく伝わってくるなんて、やっぱり凄いよ。
オスカーは絶対このダイアン・レインでしょ。

二コールも好きなんですよ。
でも『めぐり合う時間たち』では、生きていく辛さが私には伝わらなかった。
まあ、私には難し過ぎたんでしょうね・・・。
それより絶対『ダイアン・レイン』!
『去年取れなかったから今年はあなたよ』っていうのはやっぱりおかしいよ。

話戻って、リチャード・ギア様も渋くて良いのです。
裏切られた腹立ちと、妻を寝取られた腹立ち
その結果、自分でも信じられないような行動−『殺人』をしてしまった時の表情。
その後、何をすればいいのかわからないまま、
とりあえず『死体をなんとかしなくっちゃ』ってじたばたしてる彼。
もう、殺しちゃった後の『リチャード・ギア』のあの表情、鬼気迫るものありますよ。
あの顔で見つめられた妻のコニーの罪悪感も凄く感じられますものね。

ラストシーン。
夫は自首したい気持ちと怖い気持ち。
原因は妻なのに愛してるから、この気持ちを共感して欲しい。
妻は罪悪感と恐怖心。
夫が自首した後、自分の周りがどう変化していくか怖すぎて考えたくない。
だから、逃げたい。
偽善者の気分になれば(自分は気づいてないでしょうが)、
その罪悪感と恐怖心から逃れられる。今は、逃れられる。

最後の終わり方は、不完全燃焼だと思う人もいるだろうけど、
ハルは好きです。
警察署の前で車を止めてるところも、結構考えさせられて好きですね。
ハルが感じた二人の選択肢と未来はこんな感じです。

『夫は自首したほうがいい。
その後、妻を恨むのも恨まないのも彼自身。
世間はきっと、彼を悪者にはしないだろうから。
悪いのは、献身的な夫に隠れて不倫している妻だと人は判断するから。
だから彼は逃げてびくびくしながら妻を恨んでいくより、
自首したほうが幸せになるだろう。
その逆で妻はどちらを選択しても最悪。
自首して世間から非難の目を向けられるのも、
逃げて夫から恨まれるのも最悪。
妻のせいで人殺しになったと思っている男が、
妻を大事にするはずはないと思うから。

彼女の選択肢は無く無くなった。彼女の未来も無くなった。
浮気の代償としては辛すぎる・・・』

監督:エイドリアン・ライン
脚本:アルヴィン・サージェント、ウィリアム・ブロイルズJr.
出演:リチャード・ギア、ダイアン・レイン

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