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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語★★|コンフィデンス★|
ハイド・アンド・シーク★☆|コンスタンティン★★|アビエイター★★★★|
マッド・ドッグス★☆|耳に残るは君の歌声★★★☆|ステッピング・アウト★★★☆
リクルート★★★★|ボーン・スプレマシー★★★★
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 ★★ (LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS/2004年アメリカ/109分/ファンタジーコメディー)
もっとシニカルチックかと思ってたら、普通の子供向けファンタジーでした。ジム・キャリーが出てるので、コメディーのエッセンスも散りばめられていましたわ♪わたしゃ全然笑えなかったけどね・・・。
原作は、レモニー・スニケットの大ベストセラー【世にも不幸なできごと】。主役は3人の子供達。
長女のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)は、目の前にある物を使って何か作ることがお得意。長男クラウス(リーアム・エイケン←『ロード・トゥ・パーディション』の息子役だったらしいが、それなりに綺麗に成長して、まったくわかんなかったよ)は、めっちゃ読書家で本からの知識が豊富。
ヨチヨチ歩きの次女サニー(カラ・ホフマン/シェルビー・ホフマン←双子)は、机でも何でも噛めるほど歯が丈夫で、噛み癖の持ち主。
その3人の自宅が、ある日大火事になってしまい、両親が莫大な遺産を残して死んでしまいます。そこに現れたのがオラフ伯爵(顔芸ジム・キャリー)。彼は3人の子供達を引き取って遺産を横取りしようとします。
さぁ、不幸の連続を目の前にして子供達はいかにして逃れていくのでしょうか。そしていったい、いつジュード・ロウは顔を見せてくれるのでしょうかーー!!
英語が読めれば、原作は面白いの【かも】しれません。
しか〜し、映画は妙に中途半端だったのよねぇ。ジムキャリーの顔芸で笑える年は大幅に超えちゃってるからねぇ。それだけじゃワタクシちっとも笑えませんでしたわ。
『じゃあ子供に見せたい映画なの?』と聞かれたら、う〜んって唸ってしまう。
子供を持つ親ならきっとこの手の映画は見せたくないんじゃないかな。予期せぬ不幸の連続だからね。
子供のいない私が思うには、絵本が大好きでジム・キャリーの顔芸で笑えることが出来る素直な子供(?)なら、見たほうがいい・・・気がする。
成長するにつれ『人生は山あり谷ありで嫌なことばっかりだけど、がんばれば道は開けるんだぞ!いくつになっても親はそんな子供達を見守ってるんだぞ!』ってのが感じられる大人になって欲しいもの。と言いつつ、将来の目標がオラフ伯爵になっても困りますが(苦笑)。
監督:ブラッド・シルバーリング 脚本:ロバート・ゴードン
原作:レモニー・スニケット
『世にも不幸なできごと1 最悪のはじまり』(草思社刊)
撮影:エマニュエル・ルベッキ 衣装: コリーン・アトウッド
プロダクションデザイン:リック・ハインリクス
出演:ジム・キャリー、メリル・ストリープ、エミリー・ブラウニング、
リーアム・エイケン、カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン、
ダスティン・ホフマン(クレジットなし)
ジュード・ロウ(語り手・シルエットはジュードに見えたが・・・悲)
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コンフィデンス ★
(CONFIDENCE/2003年アメリカ/97分/推理サスペンス)
レイチェル・ワイズとダスティン・ホフマンが出てたおかげで、裁判物の『ニューオーリンズ・トライアル』と完璧に間違えて借りてきたこの作品。
公開時に【ラスト10分――気づいたときには ダマされる】ってコピーが付いていた通り、『最後にそれしちゃ、何でもありでしょ』
と開いた口が塞がらなくなる、詐欺師が主役の推理サスペンスでしたわ。箱の裏面はちゃんと読まないとね♪
ストーリーは、詐欺師のジェイク(エドワード・バーンズ)達がある男を騙して取ったお金の大元が、
暗黒街に君臨するキング様(ダスティン・ホフマン)と後で知り、皆顔面蒼白状態に陥ります(仲間の一人が殺されちゃったのよ)。
で、仕方が無くジェイクはキング様に会いに行き和解を申し出るのですが、逆に
「ある銀行家から500万ドを騙し取ったら許しちゃうかも♪」と提案、っていうか命令されてしまい、ジェイク達は仕方が無くその大仕事に
取り掛かります。そして・・・。
『オーシャンズ12』みたいなパターンですね(手ぶれは無いのでご安心を♪)。
と言っても『オーシャンズ12』みたいな派手さはまったく無く、最後にどう転んでいくか考えて楽しむ映画だと思います。
が!
最初の1時間はいったいなんだったの?レイチェル・ワイズが消えてから、種明かしまでチラッとも出てこないって反則じゃなくって?
「やられた!」って感がしないのはいったいどういう事なのかしら?結末が爽快だから「全てOKさ!」な〜んて言ったら、
問屋がおろしませんことよ。プンプン。
派手さもなくコミカルさもない、B級詐欺師映画。
皆さん、キャストで騙されてはいけませんわよ。
監督:ジェームズ・フォーリー 脚本:ダグ・ユング
出演:エドワード・バーンズ、レイチェル・ワイズ、アンディ・ガルシア
ダスティン・ホフマン
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ハイド・アンド・シーク ★☆
(HIDE AND SEEK/2005年アメリカ/102分/サスペンスホラー)
期待したわりには全然恐く無かったです。
演出のせいか翻訳(なっちゃん)のせいかはわかりませんが、途中から犯人バレバレで、犯人の名演技さえも寒く見えちゃいましたわ。
ある日、デビット(ロバート・デ・ニーロ)の妻アリソン(エイミー・アーヴィング)が浴室で自殺をはかり死んでしまい、
死体となった母親を見てしまった娘のエミリー(ダコタ・ファニング)は、ショックの為一人の世界に閉じこもってしまいます。
心理学者でもあるデビットお父さんは、娘の心を癒す為郊外に引っ越すのですが、娘は我が道を突き進み架空の人物チャッキー・・・
もとい「チャーリー」を作り上げてしまいます。そうこうしてるまに、二人の親子のもとに殺人鬼がひたひたと近づいてくるのですが・・・
私は見ていないのですが、映画『シークレット・ウィンドウ』にかなり似ているみたいです。見てない私は、映画『シャイニング』に見えちゃって、
デ・ニーロとジャック・ニコルソンを頭の中で比べながら、「どっちもおじいちゃんだけど、恐さはジャック・ニコルソンの勝ちよね」と
わけのわからないことを、色々と考えておりました。
確かに二人とも名優なんだけどねぇ・・・。やっぱおじいちゃんでは色々キツイと思うんだけどねぇ・・・。年齢的に考えても『キアヌ・リーブス』
ぐらいがちょうどいいと思うんだけどねぇ・・・。彼だったら優しそうにも恐ろしそうにも見えて、違う意味でも心臓わしづかみにされるような気がするんだけどねぇ・・・。
と言ってもトム君同様、ヒーローにお父ちゃん役はご法度なのかもしれませんが。
最後に、この映画のラストは2パターンあるそうです。
通常は(ネタバレ→【エミリーの描いた絵が映し出されて、絵の中のエミリーの横に違う顔が書いてある】)なんですが、
もう一つは(ネタバレ→【エミリーは気づいてないが、精神病院らしいところに隔離されている】)となってるらしいです。
どっちもどっちって感じもしますけどね(私はこのシーン、いらないと思ってますので)。
監督:ジョン・ポルソン 脚本:アリ・シュロスバーグ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、
エリザベス・シュー
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コンスタンティン ★★
(CONSTANTINE/2005年アメリカ/121分/オカルトハードボイルド?)
「キアヌがマトリックスよりもかっこいいぃ〜!!」ってのはかなり疑問でしたが、
皆さんのおっしゃるとおり『マトリックス+エクソシスト』でした。
と言ってもエクソシストのように首も180度回らないし、マトリックスのように人間離れしたかっこよさも無いところが、非常に残念でしたけど
(←そこまで真似ると、コメディになっちまうってもんだぜ)。
ストーリーは、めっちゃ霊感を持っているコンスタンティン(キアヌ・リーブス)が人間界に入ってくる幽霊もどき悪魔達(←死んで地獄に落ちた人達)を
バッタバッタとなぎ倒す・・・じゃなくって、静かにかっこよく退治するお話です。
もちろんいいとこ取りの映画なので、ちゃんと一話完結っぽいストーリー【霊感の強いアンジェラ(レイチェル・ワイズ)が
双子の姉か妹の自殺を晴らす為にコンスタンティに救いを求めたはずが、自分が悪魔に狙われてあぁ大変】もついておりますが、
逃げてるのか追いかけてるのか探してるのか、ほとんど緊張感がありません。
本当みんなクールなのよねぇ(天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)を除く←演技力の差かしら?)。
原作は『ヘルブレイザー』(←映画「ヘルレイザー」とはまったく関係ないようです。ってかビジュアルまったく違うしね)というアメコミ作品のようです。
なのでちゃんと背景に『天使と悪魔』『天国と地獄』がありまして、キアヌ扮するコンスタンティンは「閻魔さんに舌抜かれたくないよぉ〜」
っていう人間くささがあって、微妙に宗教くさいです(マトリックスもそうだったけど、これって今のアメコミ好きのモットーなのかしら)。
で、キアヌがMIBのように黒いスーツ(黒だからといってマトリックスと一緒にしたくはありませんの)を身にまとって、
マトリックスよりは人間くさく演じてるのですが、アメコミヒーロー『コンスタンティン君』は強すぎて泣きを入れるシーンがございません。
生まれた時から見慣れている得体の知れない物体に狂気するシーンもございません。
なのでオカルトにもサスペンスにも当てはまらず、かといって地獄に落ちたくない人間ヒーローなのでスーパーアクションにも当てはまらず、
正義感が前面に出てないのでスーパーマンにも当てはまらず、地獄絵さえもロード・オブ・ザ・リングのモルドールやゴラムしてて、
どこまでも中途半端感はぬぐえませんでしたわ。
キアヌ様、地獄のお話なら1997年の【ディアボロス】のほうが、めちゃくちゃ恐くって面白かったですわよ。って若かったから良かったのかも。ん?
そうそう、エンドクレジットの最後にちゃんとしたワンシーンが残っておりますので、
もしまだ見に行こうと思っている方は、電気がつくまで席を立たずご覧くださいませ。ちょっとだけ嬉しかったりもしますから。
監督:フランシス・ローレンス 脚本:ケヴィン・ブロドビン、フランク・カペロ
出演:キアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ、ティルダ・スウィントン
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アビエイター ★★★★
(THE AVIATOR/2004年アメリカ/169分/伝記ドラマ)
アメリカの大富豪であり、飛行機と映画をこよなく愛する天才でもあり奇人でもあったハワード・ヒューズ(1905〜1976)の半生を描いたドラマです。
そしてレオナルド・ディカプリオが、彼の輝かしい時代−20歳過ぎから40歳ぐらいまで−を、演じております。
しか〜し!、どっからどう見ても彼はおこちゃまでした(悲)。もう34歳になるのにねぇ・・・。眉間に皺を寄せた顔が違和感ありありで、
ちょっと怖かったぐらいですわ。
まぁそれは置いといて、映画はそんなに悪くなかったですよ。だらだらする事もなく、ハワード・ヒューズの予備知識がないワタクシでも、
3時間弱退屈せずにスイスイと見ることが出来ましたもの。
見た後、『ハワード・ヒューズって、いったいどんな人だったんだろう?』と興味が沸いたほどですわ。
ってことで、ハワード・ヒューズの事を少しまとめておきます。
【1905年12月24日(←クリスマスだねぇ)、油田を掘るドリルを開発して大金持ちになった父親のもと、テキサスで生まれる。
16歳の時に母親が死に18歳の時に父親が死に、膨大な遺産が転がり込む。父親の会社を引き継いだがそれは人にほとんど任せ、
1925年映画制作者になる為にハリウッドへ移り、大ヒット作品を生み出していく。
一方、飛行機が大好きであったハワード・ヒューズは飛行機の製作会社を作り、1932年に航空会社TWAを買収する。
そこで第2次世界大戦の影響もあってか、数々の飛行機を作り出していく。
1948年、潰れかかった映画会社RKO社を買収するが、経営を持ち直すことが出来ず1955年にジェネラル・テレラジオ社に売却する。
1966年にTWAをパンナムに売却してラスベガスに移る。その後、買収売却を繰り返しながら精力的に活動していくが、
1976年4月5日腎不全で亡くなる。享年70歳。】
詳しくはこちらを参照して下さい。
映画は、少年時のハワード・ヒューズと母親の映像から始まり、その後すぐにハリウッドで飛行機映画『地獄の天使(1930年)』の
制作現場に移っていきます。(『地獄の天使』はヒットしたらしいのですが、莫大な制作費もかかったため、黒字にはならなかったようです)
映画制作もさることながら、ハワード・ヒューズは女優さんとの色恋沙汰が多かったようで、
ここでは主にキャサリン・ヘプバーン(ケイト・ブランシェット)とエヴァ・ガードナー(ケイト・ベッキンセイル)との関係を描いています。
で、とにかくケイト・ブランシェットが、めちゃくちゃかっこいい!!
もちろんキャサリン・ヘップバーンがかっこいい人で、そっくりに演じているんだけど、その豪快な『おとこっぷり』が本当に素敵で綺麗で
ゴージャスだったのです。
綺麗でゴージャスといえばケイト・ベッキンセイルも負けてないっていうか、美しさの部分では勝ってるかも、 ってぐらいうっとり〜♪♪♪でしたねぇ。
そんなおこちゃまデカプーとはバランスがまったく取れてない二人でしたが、私的にはデカプーがアウトオブ眼中(←死語?)だったので、 苦痛を伴うこともなく、心の中で突っ込むこともなく見ることが出来たようです。良かった良かった。
あと面白かったのは、パンナムとTWAの争い。裸のデカプーはどうでもよくって(強迫性障害のハワード・ヒューズ的には大事ですが・笑)、
パンナム側のホアン・トリップ(アレック・ボールドウィン)との駆け引きや、政治家のブリュースター上院議員(アラン・アルダ)との聴聞会は歴史を
知らないだけに、びっくりして楽しめました。
ちなみに『TWA』はトランス・ワールド航空の略。大西洋を結ぶ路線を中心としてました。『パンナム』は日本人でも知っているであろう有名なアメリカの
航空会社であり、数年前に倒産してしまったパン・アメリカン航空。(キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」の宇宙船には、パンナムのマークが
書かれてるぐらい大きな会社でした。)
この時、北米と南米を結ぶ路線が中心であった航空業界2位のパンナムは、政治家をも使ってヨーロッパへの路線を広げ、アメリカトップ
(この時のトップは『ユナイテッド・エア』)を目指してたみたいです。
そうそう、ワタクシの大好きなジュード・ロウもちゃ〜んと出てきましたわよ。
デカプーとケイト・ブランシェットが食事をするシーンで割り込んでくる俳優『エロール・フリン』を一瞬演じておりました。
レストランでお客さん達と喧嘩もしっかりしてましたわ。ウフ♪
「だから、何!?」って言われそうですが、書いておかないとどこに出てたかわからなくなるぐらい、なんでもかんでも出てるので、念の為♪
で、この映画、とにかく見ておいて損はないんじゃないでしょうか。歴史的にも精神的にも『アメリカ』を感じることが出来ると思いますわよ。
監督:マーティン・スコセッシ 脚本:ジョン・ローガン
出演:レオナルド・ディカプリオ、 ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセイル、
アレック・ボールドウィン、ジョン・C・ライリー、ジュード・ロウ
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マッド・ドッグス ★☆
(MAD DOG TIME/1996年アメリカ/93分/サスペンス)
演技派が多数出演しているギャングドラマです。
ギャング物らしくトントンと人が死んでいくのですが、かっこよすぎて、っていうか静か過ぎて、ワタクシ眠気を抑えるのに必死でしたわ。
ボスのビック(リチャード・ドレイファス)が精神病院に入院している間、シマでは静かな抗争が始まっていました(最初、リチャード・ドレイファスは出てこないの)。
そんな中、銃の早撃ちで殺し屋のミッキー(ジェフ・ゴールドブラム)は、ビックの愛人をかくまう振りをしながら、
彼女と関係を持っていたのでした。
しばらくしてビックが退院し(ご登場です)、シマでの抗争が表面化していきます。
ミッキーは自分が始末されるのを恐れ、ある計画を立てるのでしたが・・・。
演技派勢ぞろい!って言うだけあって、みんなそれぞれ凄みがあって、めっちゃクロウト好みの映画に仕上がってると思います。でも素人のワタクシなんかには、『あんた達、何してんのよ!?』って感じで、話がほとんど見えなかったのですよ。
最後まで見終わって、やっと『殺し屋ジェフ・ゴールドブラムが、女をはさんで女を使って、ボスとタイマンはって、逃げ出そうとしていた』とわかりましたわ(←間違ってたりして。ハハ)。
とにかく、ギャングの抗争や男のロマン?(笑)が理解できない人(←私だよ)には、お勧めしません。
ジェフ・ゴールドブラムのかっこいい早撃ちガンマンっぷりや、リチャード・ドレイファスの静かな怒りや、ガブリエル・バーンのブチギレ『マイ・ウェイ』などは、♪さっすがだねぇ〜と感じることは出来るけど、やっぱり眠くなっちゃおしまいですものね(苦笑)。
監督、脚本:ラリー・ビショップ
出演:リチャード・ドレイファス、ジェフ・ゴールドブラム、ガブリエル・バーン、
エレン・バーキン、ダイアン・レイン、カイル・マクラクラン
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耳に残るは君の歌声 ★★★☆
(THE MAN WHO CRIED/2000年イギリス・フランス/97分/音楽・ドラマ)
ロシアで生まれたユダヤ人の少女が、第2次世界大戦の荒波に揉まれながら、アメリカに渡った父親を捜し求めて旅に出る感動音楽ドラマ。
冒頭に流れるビゼーの『耳に残る君の歌声』が、 時代に翻弄された少女の半生と重なって、
しんしんとした悲しさを感じさせます。
とはいえ、主人公に感情移入するタイプの映画ではございません。音楽(オペラ、ジプシー音楽)と物悲しい映像で、
知らぬ間に心臓鷲づかみ涙ひたひたつるつる状態に陥ってしまうタイプの映画でございます。
1927年、ユダヤ人の少女フィゲレ(クリスティナ・リッチ)は父親(オレグ・ヤンコフスキー)と
祖母と一緒に暮らしていましたが、非常に貧しかった為父親一人アメリカに渡り出稼ぎに行くことになります。
彼は将来的に娘を呼び寄せるつもりでしたが、戦争が始まってしまいお互い連絡が取れない状態になってしまいます。
だんだんと戦争が深まっていき、フィゲレは命からがらイギリスに逃げ、イギリス人に引き取られ『スージー』
と名前を変え、イギリス人として生きていきます。
成長した彼女はアメリカに渡る夢を描きつつ、 パリでコーラス・ガールとして一人暮らしをはじめます。
そこでスージーは、ロシア人のダンサー、ローラ(ケイト・ブランシェット)と出会い共同生活を始めるのでした。
あっ、まだジョニー・デップが出てきませんわね。えっと・・・
ローラは寂しさを紛らわすように、金持ちのイタリア人オペラ歌手ダンテ(ジョン・タートゥーロ)と
付き合って自分を確かめていき、スージーはユダヤ人と同じように迫害されているジプシーのチェーザー
(ジョニー・デップ)に惹かれ(やっと出てきたわ)、恋に落ちていくのでした。
ロシアで生まれたユダヤ人の少女と、とりあえずフランスに住んでるファミリー抱えるジプシー男と、
自分の声一本でのしあがったイタリア人オペラ歌手の男と、貧乏で美人なロシア人。
質素だけど芯が強い二人と、明るく華やかでおしゃべりだけど芯が弱い二人。
自分の目的や指名の為に生きていく二人と、金持ちになりたい!有名になりたい!と
悪く言えば私利私欲の為に自分や周りを省みず生きていく二人。
ホリエモンじゃないけど、今の時代に生きてる限り、大半が後者の二人に近いんじゃないかしら。
『そんな事無いわ!私は完全に主役のクリスティナ・リッチのように清く正しく美しく、まっすぐに生きているわよ!!』
とかほざく偽善者には注意しましょう。
で、その美しいケイト・ブランシェットが時々見せるおどおどした表情、本当最高なんですよ。
きっとこれは華やかな彼女じゃないと、伝わらないんでしょうねぇ。
ケロちゃん(グゥイネ・・・・)がやったらただの暗い女になってしまいそうですもの。
(←なんとなく顔立ちが似てるので比べてしまいましたわ)
そうそう、ジョニー・デップ出てるけど、またジプシーしてるけど(似合ってるが)、
主役カップルのはずなんだけど、脇役の存在が強すぎてかなり影薄いです。
なので『ショコラ』みたいに期待しない方がいいかもしれません。
まぁワタクシ特に好きなタイプじゃございませんので、どうでもいいんですがね。
そんな感じで暗い映画ですが、オペラにのせたケイト・ブランシェットと
ジョン・タートゥーロの名演技を満喫することは出来るかと思います。
くれぐれもクリスティナ・リッチ(アリーの小生意気な彼女は好きさ)と
ジョニー・デップの恋愛映画だとは思わないように。
監督、脚本、音楽プロデューサー:サリー・ポッター
出演:クリスティナ・リッチ、 ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タートゥーロ
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ステッピング・アウト ★★★☆
(STEPPING OUT/1991年アメリカ/109分/ドラマ・ダンス)
ドラマ半分ダンス半分って感じかな。一応大人の悩みを描いてたりするんだけど、
コミカルに楽しく描いててみんな前向きだったりするから、見た後不思議と嬉しくなっちゃう映画なのよねぇ。
ちなみに主役のライザ・ミネリはこの時46歳。ダンスはもちろんだけど、肌も綺麗で可愛くってびっくりです。
(日本では去年、前田美波里主演でミュージカル化してたみたい。この時彼女は55歳!恐るべし!)
ストーリーはというと・・・。
ライザ・ミネリはあるちっちゃなタップダンスの教室を開いていました。そこには8人の立派な大人の生徒達が
通っていました。それぞれ普段の生活のストレスを抱えながらも、ヘタクソでバラバラですがそれなりに
練習していたのでした。
そこにある日大きなダンス発表会の話が舞い込んできます。
まともに踊れない生徒達は最初嫌がっていたのですが、結構すんなり受け入れて目標をダンス発表会に定め、
一致団結して練習しまくるのでした!!!
人間生きてる限り誰でも悩みがあるけど、ダンス踊ってウッキー!するのも必要なんだなぁ、
と思える楽しい映画でしたわ。
脚色バリバリのサスペンスアクションもいいけど、
たまにはこういうシンプルなのも頭が素直になれていいかもね♪
監督:ルイス・ギルバート 原作、脚本:リチャード・ハリス
出演:ライザ・ミネリ、ジュリー・ウォルターズ、シェリー・ウィンタース、エレン・グリーン、
ビル・アーウィン、シーラ・マッカーシー
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リクルート ★★★★
(THE RECRUIT/2003年アメリカ/115分/サスペンスアクション)
CIAのスパイ養成学校のお話かと思いきや、騙し騙されワケワカメ(←死語?)の立派なサスペンス。
前半はだらだらしてるけど、後半からはちゃんとスピード感が出てきて、アルパチーノがもっと怖くなって、
コリン・ファレルが♪か〜わ〜い〜い〜(←ヤンクミ調)と錯覚しちゃうぐらい見応えあったよ。
大学に通う賢いジェイムズ(コリン・ファレル)は、難しそうなネットワークのソフトを作りPC関係の会社に
売り込み認められる。しかしその晩、彼のバイト先(バーのウェイター)にCIAスパイ養成学校の先生
ウォルター・バーク(アル・パチーノ)が現れ、ジェイムスのお父さん失踪事件を餌にして
彼をスカウトするのだった。
迷いながらもCIAの試験を受ける決心をしたジェイムスは、無事試験にも合格し、
スパイ養成学校で訓練に励む。しかしそこでは、
何を信じていいかわからなくなるほどの訓練が待っているのだった。
前半はこのスパイ養成学校を卒業するまでなんだけど、これが結構だるいのよね。
後半の伏線だから仕方がないって言えばそれまでなんだけど、コリン・ファレルが可哀相に見えちゃう
訓練の意味がわからなかった。
でも、スパイ養成学校を卒業したメンバーが、それぞれの部署に配置されてからは面白かったよ。
スピード感ですぐコロッと騙される私には、ドキドキハラハラしっぱなし。ラスト、
(ネタバレ→CIAが狙っていた標的がコリン・ファレルからアル・パチーノに変わる瞬間まで、
ちゃんと騙されてましたわ。ソフトが動いていないって発想もまったくございませんでしたもの!)
オー、ホッホッホッホー。
やっぱサスペンスアクションはやめられないわ。
監督:ロジャー・ドナルドソン 脚本:ロジャー・タウン、カート・ウィマー、ミッチ・グレイザー
出演:アル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハン、ガブリエル・マクト
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ボーン・スプレマシー ★★★★
(THE BOURNE SUPREMACY/2004年アメリカ/108分/サスペンスアクション)
3部作の第2弾。カーチェイス有りアクション有りで、前作同様ジミーちゃんに似てるはずのマット・デイモンが、
異常にかっこよく見えるお得な2時間弱でしたわ♪
ベルリンでCIA内部の横領事件を調査していたパメラ(ジョーン・アレン)とそのチームは、
情報屋が入手していた資料を手に入れるため取引に応じる。
だが、警備体制が万全だったはずのその現場に何者かが侵入し、
部下は殺され資料もお金も持ち去られてしまったのだった。
そして、唯一現場に残された物はジェイソンの指紋だけだった。
時同じくしてインドでは、2年前の事件から逃れたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)と
マリー(フランカ・ポテンテ)が幸せに暮らしていた。だがジェイソンの記憶はまだ戻らず、
毎晩うなされる日々も続いていたのだった。
そんなある日、彼の前におっとこまえの刺客キリル(カール・アーバン)がいきなり現れ、
カーチェイスが始まる。殺される前に殺さなければ!と思ってた矢先、彼女は撃たれて死んでしまう。
そしておっとこまえキリルはジェイソンを始末したと勘違いし、そこから立ち去るのだった。
彼女を失ったジェイソンは、自分の過去と立ち向かうべく過去の断片を拾いに行きます。
パメラ達CIAが自分を狙っていることが何故なのか(原因は過去?現在?)わからないまま一人戦っております。
うん、ジミーちゃんかっこいいわ。
ただ、前作は窓から飛んでいっちゃたり階段飛び降りたりするシーンが印象に残るほどかっこよかったのに、
今回は『えっ、それだけ?』って感じ。やっぱ監督が違うとこんなに見え方が違うものなのかしらね。
(ちなみに前作のボブ・リーマン監督は、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演の
『ミスター&ミセス スミス』に入っていた為スケジュールが合わず、今回製作総指揮にまわったようです。
←って言う事で『ミスター&ミセス スミス』は絶対見に行くでしょう)
それにしても、おっとこまえ(しつこいって)のカール・アーバン(右写真)とのカーアクションは凄かったよぉ。
良かったよぉ。エオメルも良かったけど、こっちの方がもっといいよぉ。(←かなりきてる・・・)
で、とにもかくにも面白かったです♪
前作のかっこよさよりも影の部分にスポットがあたってましたが、
人間味溢れるヒーローをジミーちゃんが演じるからこそ光ったのかもしれませんね。
早く続きが見たいですわ!!(見てから2週間も経つはずなのに、エンディングの曲が頭から離れない今日この頃です)
監督:ポール・グリーングラス 原作:ロバート・ラドラム『殺戮のオデッセイ』(角川文庫刊)
脚本:トニー・ギルロイ、ブライアン・ヘルゲランド 撮影:オリヴァー・ウッド 音楽:ジョン・パウエル
出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ、
カール・アーバン
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